夏休み明けの子どもの不調の理由と、ママ&パパへのおすすめのサポート法
なぜ、夏休み明けに不調が増えるの?
一般的に夏休み明けに子どもたちの不調が目立つといわれています。
主な理由としては、次の4つが挙げられます。
⏰生活リズムの乱れ
夏休みは夜更かしや朝寝坊になりがち
体と心が「学校モード」に切り替わらず、朝起きるのがつらくなります。
😟学校生活への不安
1学期、新たな環境で、いろいろと頑張っていた子どもも多いです。
友達関係、授業の進み具合、先生とのやりとり...
長期休みで離れていたからこそ、また、がんばりモードに戻れるのか...
不安が大きく感じられることもあります。
📝宿題や行事へのプレッシャー
「宿題が終わっていない」
「運動会の練習が始まる」など、
新学期特有のプレッシャーが重荷になることも。
💙心のSOSが体に出る
お腹が痛い、頭が痛い、だるい・・・
これはサボりではなく
心のストレスが体に現れているサインのひとつです。
💖ママ&パパにできる小さなサポート💖
「うちの子、ちょっと様子が違うな」と感じたら、まずは 落ち着いて受けとめてあげられるとよいです。
- 気持ちを否定せず聞く
「学校行きたくない」には「そう思うんだね」と一度受けとめることが大切です。
受けとめることは、そのままそうさせること(服従)ではないので、安心してください。
コツは、子どもの言葉を、そのまま繰り返してあげること
そうすると、子どもに「受けとめたよ」ということが伝わります。
例えば「行きたくない」だったら、「行きたくないって思ったんだね」など。
▼NG例
「学校が嫌なの?」...子どもは「嫌」といったわけじゃないので。
「(いきなり)どうして?」...自分でも理由が分かってない子どもが多く、責められていると感じやすいので。
子どもも、自分の気持ちをどう扱っていいのか困っています。
自分がどんな思いでいるのかが、ママ&パパに伝わったことを確認できると
ママ&パパと安心してお話ができるようになります。 - 安心できる言葉をかける
「いまの体(or 気持ち)の状態を(もう少し詳しく)教えて」
「一緒に考えよう」
「無理しなくてもいいよ」など
――このひと言で子どもは安心します。 - 生活リズムを少しずつ戻す
いきなり完璧にしなくてもOK
早寝早起きを少しずつ意識していくだけで違います。
このとき、子どもができていることに注目します。
例えば、朝9:00に起きてきたら...
× 「遅いじゃない!、もう少し早く起きなきゃだめでしょ」
○ 「おはよう、一人で起きられたね!」(と言って、子どもの表情を見つつ、返ってくる次の一言を待つ) - 必要なら相談する
体調不良が続くときは、学校の先生や専門機関に相談しても大丈夫。
ママ or パパひとりで抱え込む必要はありません。
相談のコツ:相手を選びましょう。
・聞いてくれる人(話したママの気持ちを分かってくれる人を選びましょう)
・できていることを見てくれる人(できてないことだけを指摘されると、気がめいって やる気が起きません)
・相談したママが元気になれる人(ママに余裕がなるなると、家族みんなの余裕がなくなります)
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さいごに
夏休み明けは、子どもにとってもママにとっても特別な時期です。
少しの不調や不安は「自然なこと」だと知っておくだけで、ママの心も軽くなります。
ママも子どもも、がんばりすぎなくて大丈夫
もし「これってどうしたらいいのかな?」と不安になったときは、いつでもご相談くださいね。
それから、この記事を読んで(受け答えに失敗しちゃったかも?)と思っても大丈夫。
子どもにとって大事なのは、今日これからのママ&パパです。
あなたとお子さんが安心して新学期を過ごせますように。
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