正解を押しつけない大人がいる場所

子どもが「自分で決めていい」と思えるまで

「この子のために、何かしてあげた方がいいのかな」

不登校や学校に行きづらい状態が続くと、
親として、どう関わるのが正解なのか分からなくなることがあります

声をかけた方がいいのか
そっとしておいた方がいいのか
背中を押すべきか、待つべきか

でも実は、多くの親が苦しくなる理由は
「正解を出そうとしすぎてしまうこと」かもしれません

「正解」を探すほど、親も子も苦しくなる

子育てには、明確な正解がありません
それでも私たちは、

こうするのがいい
これが正しい関わり方
早く元に戻した方がいい

そんな“正解らしきもの”を探してしまいます

特に、不登校という状況では
「何もしない」ことが、
とても怖く感じられるからです

正解を押しつけない、という選択

私たちのフリースクールが大切にしているのは、
正解を押しつけないことです

「こうしなさい」と言わない( ... お掃除とお片付けは、させます ^^; )
「それは違う」と評価しない
「次はこれをやろう」と決めない

大人は、答えを出す役割ではなく、
子どもが考える時間を邪魔しない存在でありたいと考えています

子どもは「選べる」と感じたとき、
力を取り戻すのです

人は、
「自分で選んでいい」と感じたときに、
はじめて主体性を取り戻します

何をするか。
しないか。
今は休むか。
動いてみるか。

その選択を尊重される経験が、
「自分の人生を生きていい」という感覚につながります

それは、
勉強よりも先に必要な力かもしれません

大人が答えを出さないから、生まれるもの

例えば、こんな場面があります。
「お弁当を忘れた」
「やることがなくて暇」
「誰かとぶつかってしまった」

多くの場所では、
大人がすぐに解決策を提示します。

でも、かなめのもりのがっこうでは、
まず子どもの言葉を待ちます。

「どうしたい?」
「今、何を感じてる?」

すると不思議なことに、
子ども自身の中から、
思いもよらない選択や言葉が出てくることがあります。

それは、時間のかかる関わりです

正解を押しつけない関わりは、
効率がいいわけではありません。
すぐに結果が出ることも少ないです。

でも、
その時間の中で育つのは

「言われたからやる力」ではなく、
「自分で決めて生きる力」です。

私たちは、それを信じて待っています。

「何もしない」のではなく、「信じて見守る」

誤解されやすいのですが、
何もしない=放置、ではありません。

よく見ている
よく聴いている
必要なときには、そばにいる

ただ、
人生のハンドルを子どもから奪わない

それだけです。

迷っている保護者の方へ

もし今、
「どう関わるのが正解なんだろう」と悩んでいるなら、
その迷いは、
あなたが真剣に向き合っている証です。

正解を出さなくても大丈夫です。
答えは、子どもの中にあります。

それを待てる場所が、ここにはあります。

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